コーポレートサイト刷新|4言語・82ページを、Claude Codeへの日本語の指示で社内から更新できる形に【半導体メーカー様】

半導体メーカーの4言語・82ページ全面リニューアル
京都府のファブレス半導体メーカー様のコーポレートサイトを全面リニューアルしました。日本語・英語・中国語・ドイツ語の4言語で82ページ。公開後は社員がClaude Codeに日本語で頼み、画面を確かめてから公開を指示するだけで、ニュースを追加できる形で納品しています。
京都府の半導体メーカー様のコーポレートサイトを、弊社が4言語・82ページの新しいサイトに作り直し、2026年9月に公開しました。相談の電話をいただいてから約2か月半です。以前のサイトは日本語のほかに英語のページと中国語のトップページがあるだけで、構成や情報量も古いままでした。お客様からは、公開後は社内で随時更新したいというご希望をいただいていました。新しいサイトは、社員がAIエージェントのClaude Codeに日本語で頼んで更新します。
課題
サイトの構成と情報量が古く、製品カタログへのリンクも切れていた。海外に取引先がいるのに、中国語はトップページしかなかった。
解決策
4言語・82ページで作り直し、製品ページを現行の仕様に合わせて整理した。更新はClaude Codeへの日本語の指示で行う仕組みにした。
成果
2026年9月に新サイトを公開。ドメインとサーバーの移管中もメールを一度も止めずに切り替えた。お問い合わせフォームも、実際に送って届くことを確かめた。
1. 以前のサイトには、どんな課題があったのか
この半導体メーカー様は、自社で工場を持たずに設計と開発に特化し、製造を海外の半導体工場に委託するファブレス型のメーカーです。取引先ごとに半導体を設計しており、英語圏と中国語圏にも取引先がいます。
一方で、サイトの構成と情報量は古いままでした。社長からいただいた最初のメールには、制作してほしい項目が16個並んでいました。
- 情報量が足りない:サイトの構成が古く、製品の説明も簡素なまま。
- 海外向けのページが少ない:日本語のほかは、英語のページと中国語のトップページだけ。
- 壊れたリンクが残っている:製品カタログのPDFへのリンクが切れていた。
- 公開後も更新したい:公開後は社内で随時更新したい、というご希望があった。
この状態のままでは、中国語圏の取引先は、トップページより先の製品情報を自分の言語で読めません。
2. 4言語のサイトを、どうやって社内で更新できる形にしたのか
弊社はこのメーカー様と以前から別の開発でお付き合いがあり、サイトについては社長から電話で直接ご相談をいただきました。弊社は、多言語化と、公開後に社内で更新できる仕組みの2つを提案しています。多言語の文章づくりにはAI翻訳を使いました。
社員がサイトを更新する手順
Claude Codeとは、日本語で書いた指示を読み、ファイルの読み書きからプログラムの作成・実行までを行うAIエージェントです。2026年8月の運用の打ち合わせで、お客様から「AIに日本語で指示してサイトを更新したい」というご希望をいただき、仕組みをそれに合わせました。
原本のファイルはGitHub(変更の履歴を記録しながらファイルを保管するサービス)に置いています。誰がいつどのファイルを変えたかが残るので、更新を社内に任せても、前の版に戻したいときは日本語で頼めます。納品時には、ニュースを1本追加する手順を題材にしたレクチャーの進行表を用意しました。
4言語のページ整備と、中国からの閲覧への配慮
ページは日本語・英語・中国語・ドイツ語の4言語で、合わせて82ページです。製品詳細の8ページは、現行の仕様に合わせて書き直しました。お問い合わせフォームも4言語それぞれに用意しています。言語ごとのページの対応関係を設定し、ページの内容を機械が読める形で添える構造化データも加えました。SNSで共有したときの表示も整えています。
中国からの閲覧に配慮し、中国語のページではGoogle Fonts・Googleマップ・YouTubeの埋め込みを使わない作りにしました。
書体とキャッチコピーに反映したお客様の意見
デザインは11案を作り、4案に絞ってから1案に決めました。書体は、丸みのあるゴシック体が好きで明朝体は古く見える、というお客様のご意見を受け、3往復のやり取りで決めています。トップページの短いキャッチコピーも、お客様のご意見で一語を差し替えました。製品の性能を表す言葉は、根拠を確かめたうえで表現を選んでいます。
メールを止めずにドメインとサーバーを移管
公開にあわせて、ドメインとサーバーも移しました。ドメインの移管中にメールが止まると、取引先からの問い合わせを受け取れなくなります。そこで弊社は、ドメインの期限を先に更新してから移管し、メールの届け先を示す設定を新しい管理先に写してから、ドメインの参照先を切り替えました。移管の期間を通して、メールは一度も止まっていません。
3. 公開して、何が変わったのか
BEFORE
- 日本語のほかは、英語のページと中国語のトップページのみ
- 構成と情報量が古く、カタログのリンクが切れていた
AFTER(2026年9月公開)
- 日本語・英語・中国語・ドイツ語の4言語・82ページ
- 製品詳細8ページを現行の仕様に合わせて整理、4言語のお問い合わせフォーム
- Claude Codeへの日本語の指示で、社内から更新・公開できる
お問い合わせフォームは、実際に送信して届くことを確かめています。公開後のアクセス数や問い合わせ数の変化は、まだ確認できていません。
4. どんな体制で、どれくらいの期間で作ったのか
5. よくある質問
- Q. プログラミングを知らない社員は、どうやってサイトを更新するのですか?
- A. 本事例では、社員がClaude Codeに「ニュースを1本追加して」のように日本語で頼み、変わった画面を手元で確かめてから「本番に反映して」と伝える仕組みにしました。納品時には、ニュースの追加を題材にしたレクチャーの進行表を用意しています。
- Q. AIによる変更は、公開の前にどう確かめますか?
- A. 社員が変更後の画面を手元で表示し、内容を確かめてから公開を指示します。
- Q. 中国からの閲覧には、どんな配慮をしましたか?
- A. 本事例では、中国語のページでGoogle Fonts・Googleマップ・YouTubeの埋め込みを使わない作りにしました。対象の国や地域に合わせて、使う部品を選びます。
- Q. ドメインとサーバーを移したとき、メールはどうなりましたか?
- A. 本事例では一度も止まりませんでした。ドメインの期限を更新してから移管し、メールの届け先を示す設定を写してから、ドメインの参照先を切り替えています。
関連記事
サイトを直すたびに、外部へ頼んでいませんか。
多言語のコーポレートサイトを、社員がAIに日本語で頼んで更新できる形で作ります。今のサイトの何を残し、何を足すかの整理からご相談ください。
サイトのリニューアルを相談する サービス資料をダウンロード
コメント